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浪漫@kaido kanata

. 三浦春馬、漫ろ歩き(そぞろあるき)

都会の喧騒が 背中へ遠のいていく。


15年 雑誌 パリの街 歩く


一歩一歩、

石畳を 踏みしめる。

町並みに 目をやり、往来の人々を 眺め
頬に やや冷たい 風を 感じる。

時々、足が 留まる。

”見慣れた場所に こんなところが あったのか”

小さな 発見。

赤いツタのからまった窓辺


いつもの 赤いツタに絡まれた 窓辺には
どんな人が 住んでいるのだろう。

おや、あの 銀杏の大木が いつのまにか
鮮やかな黄色に 衣替えしようとしている。

この小路は、まだ 曲がったことが ないな。
どこへ 通じているのだろう??

おや、ここへ 抜けられたのか。

ヨーロッパ 石畳の町


いつもの クリーニング屋さんの おじさんが
もうもうとした 湯気の中、アイロンを 逞しい腕で 
操っている。

汗、びっしょり。

ボールを 蹴りながら 追いかけていくのは 
元気のいい 子どもたち。

ちょっと、ベンチで 休憩。
手袋を 着けても、いい頃になった。

15年 秋 雑誌より 手袋


欅(けやき)の 大木の側のベンチには、
恋人たちが 寄り添っている。

何も語らっていないようだが、栗毛の髪の女性が
相手の肩に 頭(こうべ)を 乗せている。

言葉など 何もいらない。 ふたりの背中が そう言っている。

”彼女なら………どうなんだろうか”

透明な 薄い 彼女の震える、まつ毛の濃い瞼を 思い浮かべた。

写真集より 京都高台寺 
(日本の漫ろ歩き、オマケ)


突き抜けていくのは 百舌の甲高い声だけ。

異国の 中にも 懐かしさが 突き上げてくる、そんな 午後。

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. プロフィール

海道 遠(かなた)

Author:海道 遠(かなた)
小さい頃からお絵描き大好き
お話創るの、大好き
      ↓ 自然に
漫画家になりたい
      ↓
OLを退職。デザイン学校の漫画科へ入学
      ↓
家庭の事情で後、半年というところで退学、OLに戻る
      ↓
技量不足とひどい肩こり症のため、もの書きに転向
      ↓
結婚、妊娠、育児のブランクを経て再度ペンを持つ。
      ↓
が、コンクールに落ちる事、数知れず。
      ↓
諦めてアマの道へ

★著作★
 ペンネーム:海道 遠(かいどう かなた)
 「“海王の接吻”を抱きしめて」新生出版
 「CROSS」新風舎 
 共に全国出版、ネット販売しております。

★海棠結実(かいどう ゆみ) ペンネームで 

 【 遠雷去らず 】風詠社(鎌倉時代もの)
 全国ネット販売しております。
 

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