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浪漫@kaido kanata

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. 三浦春馬 SS ジゴロという名の奴隷 1

ある才覚のある女が 奴隷市で 若い男を 買い集め、
ジゴロとして 貢がせている。

ジョリー 真っ赤な 口紅


女は 歌い手、役者、マジシャン、男娼など
大金を 貢げそうな者しか 買わない。

これぞと 目をつけたら 元手を越える金を儲けてくると
睨んでいて、これが 百発百中だ。


★ジゴロたちは 過去に 何らかの昏い 記憶を持ち、

 奴隷市に 出された者もいれば 自ら 身を売るために
 出る者もいる。 男も 女も。

奴隷市 名画より


 青年は 自ら奴隷市に 出た。

みぃ~なさん モノクロ 街角に立つ春馬


 そして ある女に 買われた。

 しかし 青年だけは 女から 「金を稼いてこい」と
 言われなかった。

 一日中、女の側にいて 女が 見つめているだけでよい、と。

 「お前は 私の眼を 楽しませてくれる 至上の美」と。


★ある日、初老の男が 女のところへ やってきた。

「ここに ○○という男が いるだろう。出せ!!
 あいつは わしの娘を さんざん 弄んだ 最低の男だ」

「いるけど、渡さないよ」

初老の男は 女の凄味に 圧倒され、引き下がった。

それから 次々と 同じようなことを 言って 女のところへ
やってくる者が 現れた。

 うんざり し続けながらも、女は 一蹴しか しなかった。

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. 三浦春馬 SS ジゴロという名の奴隷 2

<その1から 読んでくださいね。>

「毎日のように、面倒ったら ありゃしない!!

 あんた、よほどのワルだねえ、いったい 何人の女を 泣かせて。。。
 いや、踏みにじってきたのさ」

「……」

 女は ツイと 歩み寄ってきて、座っている青年の高さに 膝をかがめた。

 その白い額を ピンと 指で小突いて、
 額から 鼻先へ マニキュアの指を 滑らせ、ぽってりとした唇に
 触れてみる。

 お互いの鼻と鼻が 触れそうな近さだ。
 吐息が 頬に 感じられる。

 青年は 少し 首をかしげただけで 動かない。

14年 白いフード はるま


 彫刻の横顔が 端正すぎるのが また 罪だ。

 そう、この男は 存在するだけで 罪なんだ。

 女は 急に 顔を 離した。

「や~~めた!! あんたを 俗世の男みたいに 味見なんかしたら
 昏くて熱い熱い地獄へ 堕ちてしまうわ、きっと。
 私だって まだ 命は惜しいからねえ」

 大きくため息を ついてから、


 「一日中 ぼんやり 座っているだけでいいわよ。 人形のように。
でも、ふふん、相当、今まで恨みを 買ってるねえ。

 そのうち、部屋に 踏み入られて どこかへ 掻っ攫われても
 知らないよ」

 女は 煙管(キセル)を ポンと叩いて 苦笑した。

「この部屋の 彫刻が 無くなってもいいのか」

じぇ ファンダン21


 青年は シニカルに つぶやくだけ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ある嵐の夜、女が帰宅してみると 

 窓ガラスが 派手に割られていて 木の葉や 枝が 部屋中に
 散乱していた。

 椅子が 倒れ、カーテンが 轟々と 風に吹かれてはためいている。

揺れる カーテン


 そして 青年の姿は どこにも 無い。

 ついに 連れ去られたのだ。

 恨みを 持つものではなく、慕ってきた女にでもなく、美しすぎるゆえ、

 朱い女の魔の手にでも 堕ちたのやもしれない。

ダリオさんの 赤い女悪魔


 女は 嵐の中、豪雨に顔を 濡らしながらも
青年の名を 絶叫した。

ジョリーボサボサ


 そして 気づいた。

 自分こそ、青年の奴隷になって 毎夜、見つめることを
 やめられなかったことを。

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. 三浦春馬 イメージSS 新 ジゴロという名の奴隷

ある才覚のある女が 奴隷市で若い男を買い集め、
ジゴロとして貢がせている。

歌い手、役者、マジシャン、男娼など
大金を貢げそうな者しか買わない。
これぞと目をつけたら 大金を儲けてくると
睨んでいて、これが百発百中だ。

★ジゴロたちは 過去に何らかの昏い記憶を持ち、
奴隷市に 出されたり自ら出たり。

モノクロ 街角にたつ ジゴロ風 はるま


ある日、女に買われた青年だけは 
「金を稼いてこい」と 言われなかった。
一日中、側にいて女が見つめているだけでよい、と。

「あんたは私の眼を愉しませてくれる至上の美」と。
★初老の男が 女のところへやってきた。

「ここに○○という男がいるだろう。出せ!!
わしの娘を さんざん弄んだ最低の男だ」
「いるけど、渡さないよ」
初老の男は 女の凄味に圧倒され、引き下がった。

同じようなことを言ってやってくる者がひっきりなし。
女は いっさい取り合わない。

「毎日のように、面倒ったら ありゃしない!!
 あんた、よほどのワルだねえ、いったい何人の女を 
 踏みにじってきたのさ」
「……」

女は歩み寄り、座る青年の高さに膝をかがめた。

白い額を ピンと指で小突いて、
額から 鼻先へ マニキュアの指を滑らせ、
ぽってりとした唇に触れてみる。

お互いの吐息が感じられる。

青年は 少し首をかしげただけで動かない。

しましま帽子 横顔 はるま

端正すぎる横顔が罪だ。
そう、この男は 存在するだけで罪なんだ。
女は 急に顔を離した。

「や~~めた!! 
あんたを俗世の男みたいに扱ったら
昏くて熱い熱い地獄へ 堕ちてしまうわ、きっと。
アタイだって まだ命は惜しいからねえ」

大きくため息をついてから、

黒いシャツの女 赤い口紅

「一日中 ぼんやり座っているだけでいいわよ。
人形のように。
でも、そのうち、部屋に踏みこまれて、
どこかへ掻っ攫われても 知らないよ」

女は 煙管(キセル)を ポンと叩いて苦笑した。

「この部屋の彫刻が無くなってもいいのか」

青年は シニカルにつぶやくだけ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ある嵐の夜、女が帰宅してみると 
窓ガラスが 派手に割られていて木の葉や枝が 
部屋中に 散乱していた。

椅子が倒れ、カーテンが 轟々と
風に吹かれてはためいている。
青年の姿は どこにも無い。
ついに連れ去られたのだ。

美しすぎるゆえに、
朱い女の魔の手にでも 堕ちたのかもしれない。

赤い翼の魔女


嵐の中、青年の名を絶叫する女の声が突き抜けた。
女は気づいた。
毎夜、見つめることを やめられなくて、
青年の奴隷になっていたことを。


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. プロフィール

海道 遠(かなた)

Author:海道 遠(かなた)
小さい頃からお絵描き大好き
お話創るの、大好き
      ↓ 自然に
漫画家になりたい
      ↓
OLを退職。デザイン学校の漫画科へ入学
      ↓
家庭の事情で後、半年というところで退学、OLに戻る
      ↓
技量不足とひどい肩こり症のため、もの書きに転向
      ↓
結婚、妊娠、育児のブランクを経て再度ペンを持つ。
      ↓
が、コンクールに落ちる事、数知れず。
      ↓
諦めてアマの道へ

★著作★
 ペンネーム:海道 遠(かいどう かなた)
 「“海王の接吻”を抱きしめて」新生出版
 「CROSS」新風舎 
 共に全国出版、ネット販売しております。

★海棠結実(かいどう ゆみ) ペンネームで 

 【 遠雷去らず 】風詠社(鎌倉時代もの)
 全国ネット販売しております。
 

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